出張・訪問美容師が”美容室嫌い”になってしまった実体験について3

こんにちは。長野市で出張美容・訪問美容の
cassiaを主宰しています和田です。


この記事は前回の記事に引きつづき、
美容師なのに一時”美容室嫌い”になってしまった
私が、実際美容室で受けた”残念な出来事”
をあげてお話しています。そしてそんな
”美容室嫌い”な人も行きたくなる
”美容室づくり”について考える記事に
なっています。

まず、なぜ”美容室が嫌い”なのか

(その理由を7つあげた記事はこちら)
なぜ美容室嫌いな人が多いのか?

(前回の記事はこちら)
美容室が嫌いになってしまった実体験について2

よろしければ上記の記事もご覧いただけたら
と思います。

今回は、
4.施術内容で担当がコロコロ変わる

について私が美容室で体験したエピソード
をお話したいと思います。

これも都内の人気美容室
に行った時の体験談です。

その人気店のオーナーの方に担当して
もらったのですが、たぶんそのお店の
方針としてカット以外のことは、
”アシスタントに任せる”ということ
だったんでしょう。(今思うと…)

その時もカットとパーマの予約
でしたが、アシスタントの方の
判断のせいで分かりやすく
失敗されてしまいました。(涙)

パーマの放置の時間を長くされすぎて
髪の毛がとんでもなく傷み、トロトロに
なってしまったのです。

私の髪質は固くてストレート。
10人中10人の美容師が
”パーマはかかりにくい”と判断する
髪質です。

ですのでそのお店でもそう判断された
のでしょう。担当のオーナーがカットを
済ますとアシスタントが登場し、私の髪の
パーマを”全部巻き”しました。

それから薬をつけパーマの放置時間中も、
途中のパーマがかかっているかのチェックも
全てアシスタント任せ…

しかしパーマのチェックを何度もするものの
いっこうに次に進みません。

そう、そのアシスタントはパーマがかかっているか
否かの判断ができないアシスタントだったの
です。

なので結果的にパーマ液をつけたまま
長時間放置された私の髪の毛は
”とろんとろん”に傷んでしまったのです。

皆さん、髪が”とろんとろん”になるって
経験ありますか?ブリーチを何度もした事が
ある方ならわかると思いますが、髪の毛が
傷みすぎると毛髪内部の栄養素がすべて
抜け出てしまい、髪のハリやコシが
全くなくなり、髪を濡らすと”とろろ昆布”
のように”とろんとろん”になってしまうん
です。(涙)

そしてそんな状態になった髪の毛は
ほぼ修復不可能で、カットして取るしか
ないのです。

今思うと、そのアシスタントのミスは
”パーマの放置時間”だけでなく
”ロッドの選定ミス”もしていたんだと
思います。”ロッド”とはパーマを巻く時に
使う円柱状の棒のようなものの事ですが、
そのロッド選びをミスしたことで
思い通りのカールがかからず結果的に
長時間放置になり、ただ髪の毛が傷んで
しまった状態になったのだと思います。

このように、施術内容によって技術者が
変わると、技術のレベルがかわってしまって
余計に時間がかかったり、私のように失敗
されてしまったり取り返しがつかなくなるのです。  

私は美容師ですのでお客さんの立場と
美容師の立場を両方経験しています。

そんな経験があったからこそ
美容師としての仕事中も一人のお客さんを
すべて担当したいと思います。
”始めのシャンプー”から
”終わりのお仕上げ”までです。

そうすることで自分でも納得する仕事が
できると思っているからです。

そしてもちろん自分がお客さんとして
美容室に行く時はなるべく担当者の方に
”始めから最後まで”担当してもらいたいと
思っています。

みなさんはどうですか?

意外と心の中では”マンツーマン対応”
を望んでいる方が多いのではないでしょうか…。

私はお客さんに”マンツーマン対応”をしたくて
出張サロンcassiaを立ち上げた想いがあります。

(サロンワークでは”マンツーマン対応”は中々
難しいものがありますので…)

ぜひ出張ヘアサロンcassiaの終始安定した
技術力と、痒いところに手がとどく
気持ちのよい接客を体験していただけたら
幸いです。